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Interview 社員インタビュー
高田 純一
環境ソリューション
衛生系
キャリアステップ
事業分野・職種
新日鉄住金エンジニアリング
今まで関わった国名を
教えてください。

日本 ・ 韓国

今まで関わったプロジェクトについて
教えてください。

溶融炉建設プロジェクト6つ(茨木市更新・糸島組合・秋田市・多治見市・かずさ2期・北九州市新門司工場)です。関わったプロジェクトの請負金額累計は約900億円です。プロジェクト規模によって従事している人数の差はありますが、秋田市のプロジェクトでは多い時は一日500人ぐらいの人が作業していたと思います。
私はプロジェクトの中で熱負荷試運転の作業指揮者を主に担当していたので、試運転計画の立案や、運転手順書や性能試験報告書といった完成図書等の作成にも携わり、これまで累計20冊程度の分厚いファイルを作成していると思います。
図面の枚数で言えば、正確には把握してませんが溶融炉プロジェクトでは1プロジェクトで10000枚程度(以上?)の図面はあると思います。

現在の仕事内容について
教えてください。

シャフト式ガス化溶融炉の課題の一つであるコークス使用量削減を目指した開発として、従来型炉のプロセスを少し改良した新しいシャフト式ガス化溶融炉の開発に取り組んでいます。これは、コークス使用量の大幅な削減の達成により、LCC削減に加えCO2排出量も大幅に削減できる画期的な技術です。現在は、2年間の試験プラントでの実証試験(20t/d規模)を終え、環境省の研究開発費補助金を得て実用施設の溶融炉(65t/d規模)を一部改造して性能確認試験(スケールアップ確認試験)に取り組んでおり、その開発推進者を担当しています。設備の改造計画や運転データの解析のほか、実機施設所有者(兼共同研究者)である客先との交渉や補助金対応等多岐に渡る業務に取組んでいます。
試験プラントでの基礎試験段階では難しい問題にたくさんぶつかりましたが、同じ開発チームのメンバーと協力しあって無事に乗り越え、実用施設での実証試験まで辿り着くことができました。

私を変えたプロジェクト

入社4年目で取組んだ秋田溶融炉プロジェクトの試運転業務です。当時世界最大規模のガス化溶融炉で、設備的にも操業的にもスケールアップに関する課題がたくさんあり、試運転では想定外のものも含め様々なトラブルが発生して所定の設備能力を引き出すまでには苦労したのですが、プロジェクトメンバーと協力し合って一つずつ課題を解決していき、最終的には無事に性能試験に合格し、客先に引き渡すことができた時は自分に自信が付きました。このプロジェクトを通じて、人と人の関わりの大切さを学びました(プロジェクトでは一人ではできないことが多いので、メンバーと協力しあって前に進んでいくことが大事)。また、トラブルが起きても冷静に、臨機応変に対応することが大事であることを身をもって体験し、それ以後、想定外のトラブルが起きても落ち着いて冷静に対応できるようになりました。

私の仕事のスタイル

技術開発という仕事柄、こちらの思い通りにいかないことも多々ありますが、そういった時は原理原則からもう一度見直して徹底的に原因を追及することを心がけています。また、目標を達成するまで決して諦めず、常に前向きな姿勢で取組むということを心がけて仕事に取組んでいます。また、技術開発においてもプロジェクトと同様、仕事を進めていく上ではいろいろな人との関わりが重要になってくるので、そこで良好な関係を築くことができれば仕事の効率も良くなります。そこを注意して回りの人達とコミュニケーションをしっかり取ることを日頃から心がけています。今ではいろんな専門分野の多くの仲間が回りにいて、お互いに助け合いながら仕事を進めることができています。

 

あなたにとって「その情熱で、先端へ」とは現状に満足せず、常に新しいものを求める姿勢でしょうか。現状に満足してしまうと、そこで進化はストップしてしまうので、一つのことを達成した後は、常にその次のステップは何かということを考えるようにしています。これは開発をやる人間の宿命かもしれません。常に新しい技術シーズを求める姿勢を忘れないように、常に進化し続けることを心がけています。あと、情熱という意味では、前向きな姿勢を持ち続けるということでしょうか。面白くないと思いながら仕事をしてもいい成果は得られないので、仕事の中で自分なりの楽しさ・面白さを見つけることを心がけています。物事に興味を持って、楽しく仕事をする方が、仕事の成果・効率は上がってくると思います。