Loading...
Interview 社員インタビュー
前田 裕二
新技術・新事業
化学系
キャリアステップ
事業分野・職種
新日鉄住金エンジニアリングに入社を決めた理由

選んだ理由は二つありました。一つ目は、感動を共有できる仕事ができそうだったからです。これは、今まで持ち続けていた、仕事への価値観である、大勢を巻き込みながら大きなプラントを無事動かし、感動を皆で味わいたいという想いがあり、エンジニアリング業界を選びました。二つ目は、一緒に働きたいと思える人が多かったことです。就活で悩んでいた私と本気で向き合ってくれる社員が多く、ここまで学生のことを考えてくれた会社はありませんでした。

学生時代
あなたが、学生時代に力をいれていたことは、なんですか。

イベントの企画・運営のサークルに属し、福岡で一番大きな母体を持つサークルを作ることに燃えていました。一言で大きなサークルをつくると言っても課題は山積みで、一人でできることには限りがありますし、イベントという一期一会のお祭りの中でいかにサークルに興味を持ってもらい、実行部隊に来てもらうか。そのために、夜遅くまで他とは一味も二味も違う方法を企画・実行していました。例えば、勧誘ビラを紙ではなく、デザイナーに絵や構成をお願いし、パンフレットにして目を引くようにする。但し、作成にお金がかかるため、スポンサー企業をつける等、営業的な事も行っていました。

どんな就職活動をしていましたか。
会社との出会いと、第一印象について教えてください。

就職活動は、理系の範囲ではありますが、幅広く会社を見に行きました。その中で、話を聞いてワクワクする会社の共通点を探しながら、自分のやりたいことを具体化していきました。只、やりたいことが多すぎて、なぜこの業界でやりたいのか整理することに意外と時間がかかってしまったのを覚えています。新日鉄住金エンジニアリングとの出会いは大学院一年の夏のインターンシップで、飲みの席はワイワイしすぎる程盛り上がり、普段の仕事はビシッとやるメリハリのある会社だなと感じたのが第一印象です。

学生時代
あなたが担当してる、
現在の仕事内容について教えてください。

天然ガスから液体燃料をつくる、Gas To Liquids(GTL)技術の中で弊社はH2とCOから液体粗油(ろうそくのようなもの)をつくるFT合成技術を担当しています。この反応は、気体と油と触媒の固気液三相流の中で行われ、いかに反応器全体で均一に反応させるかが性能の良悪を分けます。このGTL技術開発は、平成23年に国のプロジェクトが終わり、現在は商業機を狙った開発段階です。商業機では、今までよりも大きなスケールで反応が行われるため、スケールの大きい反応器でも性能が出せるかが課題となります。私の役割は、流動試験や数値シミュレーションを実施し、流動・反応の観点から商業機へのスケールアップに信頼性を持たせることです。

あなたが乗り越えなければならない壁は、
なんですか。

会社に入り、難しいと感じていることは、何事も定性的ではなく、具体的な数字を出す必要があること。私の場合は、設計値の根拠や信頼性を上げるための数字となるため、責任重大です。上記の流動試験は常温・常圧で行いましたが、商業機では、高温・高圧であり、更には装置が格別に大きい。この条件の違いで定性的な話はできますが、定量的な設計値の根拠とすることが非常に難しいです。現状で説明できるか、他の装置が必要か、その際に必要な費用、時間はどのくらいか、費用対効果はあるか等、常に考えながら行動していますが、この壁を乗り越えた時、エンジニアとして一歩成長できると信じ、日々奮闘しています。

あなたが持っている夢や、
今後の目標を教えてください。

自身が研究開発者として携わったGTLの商業化案件に設計者として携わり、プラントとして無事動くことを見届け、感動を共有する、これが私の直近の夢です。将来的な目標は、設計や試運転をもっと経験し、エンジニアとしての視野を広げた後に、再び研究開発に従事できるような技術者になること。その時には、もっと違う世界が見えているはず!

あなたにとって「その情熱で、先端へ」とは夢のために、粘り強く取り組むこと。そして世界に誇れる技術を生み出すこと。
研究開発は予想外の連続です。装置特性、物性、モデル等、常に頭に入れながらやっていますが、予想外のことが頻繁に起こります。その度に、なぜそうなったのか、調査・仮定を繰り返し、モデルを捻り出します。一度立てたモデルを変えることは、とても勇気のいることですが、その一歩一歩が確実に真理へ導き、自分の夢を叶える一歩になると信じて、日々頑張っています。