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Interview 社員インタビュー
萩生 大介
製鉄プラント
化学系
キャリアステップ
事業分野・職種
新日鉄住金エンジニアリング
今まで関わった国名を
教えてください。

台湾 ・ 韓国 ・ オーストラリア ・ カナダ ・ ノルウェー ・ オランダ

今まで関わったプロジェクトについて
教えてください。

「3000倍」  
→最初に作った実験機から、いま計画中の実機へのスケールアップ倍率。2005年に新日鐵(現新日鐵住金)の君津製鐵所に設置したベンチ試験機のCO2回収能力は1t-CO2/日でした(製鉄所1箇所から排出されるCO2の0.1%にも満たない規模)。その後、2010年にはパイロット試験機(30t-CO2/日)を建設し、現在は3000t-CO2/日規模のプラントの計画を行っています。3ケタも大きさが違う設備は一朝一夕ではできません。これを成し遂げるために、技術・経験をひとつひとつ積み上げていくことが必要であり、それを行える場があるのが当社の強みではないかと思います。 
関わったプロジェクトの数は、ざっと25件くらい(技術検討のみの案件も入れて)

現在の仕事内容について
教えてください。

現在、CO2分離回収プラントの商品化推進を担当しています。
ご存知の通りCO2は地球温暖化の元凶であり、CO2の排出を抑制するための様々な技術開発が行われています。当社は鉄鋼メーカのグループの一員として、製鉄所や発電所から排出されるCO2を効率的に分離回収・固定化する技術を開発し、温暖化対策に貢献しようと、ここ10年ほど技術検討・実験を重ねてきました。その結果、世界最高水準の省エネ性能を達成し、現在、温暖化対策目的のほか、産業分野向けのCO2の製造プラントとしての商用化を図っています。
私自身は開発開始当初から、実験機の設計、実験計画、現場での設備運転・データ解析に携わり、現在はここで得られた成果をもとに商用機の技術営業、基本計画等を行っており、一貫して本技術の実用化に向けて力を注いできました。
開発当初は、試験機の設計から試験計画、オペレーション、データ解析、トラブルシューティング、社内外への成果報告、費用管理などをほとんど一人で任され、かなりハードでしたが、その分充実感がありました。

私を変えたプロジェクト

入社5年目のときに担当した国内初のCO2地中貯留実証試験における圧入設備の設計です。もともと地球環境問題の解決に貢献できる仕事がしたい、というのが当社入社の動機でしたので、自分にとってはど真ん中のプロジェクトでした。設計者としても初めて基本設計から、詳細設計、試運転まで一貫して関わることができました。運転開始後にちょっとしたトラブルがあったのですが、国で進めている実証試験計画を滞らせるわけにはいかず、社内関係者、メーカと対策を練りながら何とか計画通り試験を終えることができました。受注規模としては決して大きくなかったですが、当社がCO2の分離回収から圧入までの一連の設備をエンジニアリングできる会社だというプレゼンスは残すことができたと思いますし、自分自身としても様々な経験ができた思い出深いプロジェクトです。

私の仕事のスタイル

その仕事を面白い、と感じることでしょうか。逆に言うと、仕事をつまらなくさせない、やっつけ仕事にしないということでしょうか。同じ仕事でも締め切りに追われてあたふたと仕事をするのと、多少ゆとりを持って、他の計算方法がないかとか、過去のプロジェクトではどうだったのか、他のメーカではどのようにしているのか、など少し寄り道をしてでも自分の興味、好奇心を満たしながら仕事をするのでは、満足度がぜんぜん違うと思います。そのように面白く仕事をするためには、自分で工夫してそのための時間を作らなくてはならないですね。現実には、結局時間がなくなってやっつけ仕事になってしまうことも多く、まだまだ修行が足りないなと感じています。

あなたにとって「その情熱で、先端へ」とはまずは「面白いと思うこと」、そして「目標を作ること」、そして「チャレンジすること」だと思います。「情熱」というのは目標があって初めて発生するものなので、目標が持てる環境を作ること、そしてその目標に向かってチャレンジしたいという意思を示すこと、また周りがその意思をバックアップすることが必要だと思います。個人の思いとそれを支え伸ばす仕組みを考えていくことが大事ですね。