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Interview 01

EPISODE.01 どんな就職活動をされていましたか?
大桃:
私は、留学先から帰国したのが4月中旬。当然、面談やグループディスカッションの練習も全然できていません。それでいて、帰ってきて2日後にはスーツ着て、会社回っていましたね。
德川:
うわー。結構ハードだな!
大桃:
でも振り返ってみると、小手先のテクニックは必要なかった気がするかな。準備する時間が足りない分、「自分の思い」をうまく伝えることにフォーカスして臨んだら、結果がついてきたという感じがしてます。
德川:
どこに留学してたんだっけ?
大桃:

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タイのチュラーロンコーン大学。8月から約9カ月行ってて、実は行くときには、「就職活動、来年も8月から面接開始」と言われていたので、そのつもりで行ったんだよね。11月くらいに就活スケジュールが急遽変更になったって聞いて、予定より1カ月ぐらい早めて帰ってきました。国内ではどうだったの?﨑野さんはどうでした?
﨑野:
まあ、私は普通のスケジュールで。先輩からの話とかで、すごく大変でしんどいんだろうなというのが就活を始める前の気持ちでした。でも終わってみて、確かに大変なこともあったけど、楽しい部分もあったかなという感じです。
渡邊:
「楽しい」って何が楽しかったん?
﨑野:
社会人の方とこんなにたくさん話ができる機会はないので、毎日新鮮で面白かったですね。面接にしても、かしこまった雰囲気ばかりではなくて、OBを訪ねて話をするような、いわゆる面談というような形式も多かった。私から質問することも多くて、会話の支配率は私の方が高かったかも(笑)。
伊田:
会社選びの基準ってよく言うけど、どんな基準でやってましたか?
﨑野:
正直なところ、最初から最後まであまり絞らずに終わりました(笑)。ただ、事務系なので、どんな仕事に就くかもわからないから、自分が働きやすいような環境とか制度がある会社がいいなというのがありました。
伊田:
女性がキャリアプランを描きやすいような制度とか、そういうこと?
﨑野:

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それもあるけど、むしろ働き方かな。周囲と協力しながらチームとして働くのか、個人のスキルを磨いて成長していくことに重きを置いているのかということです。話を聞いてみると各社で特徴がありました。最終的な結論としては、いろいろな仕事を経験できて、かつチームで協力していくやり方が、私に合っていると思って、この会社に決めました。
渡邊:
私も就活を始めたころは﨑野さんと同じで、会社の人たちの話をいろいろと聞けて楽しいな思っていました。ところが、いざES(エントリーシート)とか面談準備の段になったときに、「やりたいこと」「志望動機」で止まってしまった。それは、自分の基準が固まっていなかったから。途中でそのことに気付いてから、自分の軸を見つけていったので、すごく苦労しました。
德川:
で、どうやって見つけたの?
渡邊:

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まず、私は人と話すのが好きなタイプだったので、いろいろな人と関われるような仕事をしたいと強く思いました。高校生のときは船のような大きなものを造る設計士になりたかったのですが、就活を進めるうちに船とは違う次元の大きなものとしてエンジニアリングにたどり着いた。
大桃:
自分が人と関わるのが好きだというのは、就活をして気がついたことなの?
渡邊:
それは元々思っていました。ただ、就活を進める中で、これは大事にしようと思うようになり、そのためにも「人と関わる仕事ができる会社」というのを重点に置きました。
EPISODE.02 新日鉄住金エンジニアリングの第一印象は?
伊田:

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私は鋼構造が好きで、先輩に相談したところ、新日鉄住金エンジにリングという会社があることを教えていただきました。調べてみると、「鋼構造のプロ集団」と書いてあり、それを読んだ瞬間、入りたいと思いました。就活を始めた時点で、この会社のやっていることや造っているものが私のやりたいことと合っていると思ったせいか、インターンシップや説明会でいろいろ会社を見た後でも、最初の直感が当たっていたなというのを感じます。ただ、その過程で最初はふわふわしていた志望動機が、少しずつ明確になってきた。造るものは同じであっても、関わり方であったりキャリアの積み重ね方であったりが会社によって違うということに気付きました。
﨑野:
建築だと、ゼネコンに進む人が多いんじゃない?
伊田:
そうですね。先輩や先生の話を聞いていると、「卒業したらゼネコンに行く」という思い込みに近いものがずっと私にもありました。でも、働き方とかキャリアのことを考えるとこの会社の方が自分にとっての可能性が広いかなと思うようになって。私としては、今は構造しかよくわかりませんが、本当はもっと知らない建築の世界がたくさんありますし、最初の時点で入口を広く持っておきたいなという思いが強かったです。
渡邊:
この会社にはどんな可能性を感じたのですか?
伊田:

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現場も経験できる可能性もありますし、営業にも行けるということをお聞きしています。また、建築の中でも計画や環境の方など、いろいろな方と関わっていくので、そういう人たちとの関わりから刺激を受け、私自身の可能性も広がると思いました。
德川:
私は渡邊君と一緒で機械系です。大学院が鉄鋼系の研究室だったこともあって、鉄鋼系の会社を中心に考えて、12月に大学で行われた説明会には、共同研究先をしていた鉄鋼会社に入るぐらいのつもりで参加しました。
矢野:
へぇー。そうだったんだ!
德川:
でも、いろいろと会場のブースを見ているうちに他の会社も面白そうだなと思って新日鐵住金グループを見て回りました。その中で、海上プラントを建設しているスライドを見て、一気に新日鉄住金エンジニアリングに興味を持ちました。今まで机の上での研究ばかりしていて非常に視野が狭かったので、一般的な家電や自動車メーカーは何となくわかっていましたが、エンジニアリング業界についてはまったくイメージがありませんでした。海上で巨大なプラントを建設していたなんて、考えたこともない。スライドの視覚的なインパクトと、明らかに難易度の高い仕事に興味をひかれ、新日鉄住金エンジニアリングが一番志望としては高くなった。自分の波長と合う会社だなと感じました。
大桃:
波長って?
德川:
社会に出る前は「これをやりたい、あれをやりたい」と思うのでしょうが、どの会社に行っても結局は多くの先輩方と一緒に働くわけですから、働く人たちの人柄が良くなかったら、きっと仕事がつまらないというか苦になると思うんです。新日鉄住金エンジニアリングは、皆さんが明るく、話していて苦にならない、むしろ楽しいと感じました。そこが、私の波長とぴったり合ったんです。
伊田:
德川君も話し好き…だよね。
德川:
まぁ、話し好き…だよね(笑)。理系と大括りに考えた時、専門性では差はないと思います。では、どこに自分の強みがあるかといったら、コミュニケーション力しかないと思って。いろいろ見た会社の中には、理論を突き詰めてすばらしい製品、精密な機械を使っていくような会社もたくさんありました。けれども私は、それよりもチームワークを必要として、いろいろと話をしながらやっている会社のほうが自分の強みを生かせると思いました。
大桃:
矢野君は電気・制御系だっけ。
矢野:
そうですね。私が就活を振り返って最初に出てくる言葉は、「すごく楽しかった」ということ。たぶんこの中で一番就活を楽しんでいたと思います。先輩の中には「楽しくない」とか言う人もいて、そういう話を聞いて最初は私も「ちょっとどうかな」と思っていました。でも実際に始めると、会社の方はもちろん、他大学の人ともたくさん会っていく過程で、自己分析というか、「自分」があらためてどういう人間なのかというのをしっかり考えられて、それによって少しでも自分が成長したと感じられたことが、嬉しかったんです。「この前の面接ではこれを言えなかったのに今日は言えた。よっしゃ」みたいな。今ではもう1回就活をしたいとすら……。
一同:
えー!ないない!
矢野:
いや、しないですけど(笑)。私は、技術と人に関わって、日本のものをいろいろな世界に届けて、世界の人々の生活を向上させたいという夢を持っていて、それがかなえられる会社を選ぼうと思いました。最終的には自分に一番合う、つまり波長ですね。
德川:
使ったね(笑)。波長。
矢野:
新日鉄住金エンジニアリングは、自分が人で選ぶと思っていなくても、「この企業の選考にもう1回行きたいな」と思える会社でした。自然に引っ張られていく感じでした。元々私は、幅広い技術で人々の生活に関わるエンジニアリング業界に興味がありましたし、特に発電所が好きだったので、新日鉄住金エンジニアリングの事業には魅力を感じていました。
大桃:
私の場合、同じ大学に留学していた日本人留学生から新日鉄住金エンジニアリングを教えてもらい興味を持ちました。皆さんと同様、他社と比較して面接前に多くの社員の方とお話させていただけたことは印象に残っています。正直に言うと、当初志望度は高かったものの、第一志望の企業ではありませんでした。
伊田:
そうだったの?
大桃:

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でも、社員の方々との会話を通して会社や仕事の理解が深まり、この会社で働くイメージを持つことができて、最終的に第一志望になりました。最終的な入社理由としては、関わることのできるプロジェクトの魅力はもちろん、社員さんの仕事に対する情熱と熱意に魅力。この会社で魅力的な社員さんと一緒に魅力的な仕事に取り組みながら成長していきたいと感じたからです。と同時に、自分が一番成長できる環境であると感じたことも理由です。
﨑野:
私は就活を始める前は、エンジニアリング業界のことはまったく知りませんでした。
德川:
じゃあ、何がきっかけだったの?
﨑野:
Webサイトで新日鉄住金エンジニアリングがインターンシップを募集していることを偶然知って、興味半分で応募しました。インターンに参加した後で製鉄所を見学する機会があり、その時、「あの会社はこんなすごいモノを造っていたのか」と驚き、本格的に興味を持つようになりました。
渡邊:
スケールが大きいものね。わかるわかる。
EPISODE.03 新日鉄住金エンジニアリングを選んだ決め手は?
大桃:

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私はリクルーターとかなりたくさん面談しました。しかも1回について1時間とか1時間半とかかけて。その中で感じたのは、一人ひとりの情熱と熱意。すごく人を大切にする会社なんだなということを感じました。また、ある部署の方とお会いすると、そのあとで「この部署の人の話も聞いてみてください」というふうに言ってもらえたことで、いろいろな部署で働く方から話を聞くことができました。本当に人と会社とのマッチングを大事にしている会社だなと思いました。私が受けたところでは、こんなにたくさんの人を会わせていただける会社は、新日鉄住金エンジニアリング以外なかったです。
伊田:
それで、どんどん引き込まれていったと。
大桃:
はい。会社の魅力をどんどん感じるようになって。事業そのものにも魅力を感じていましたが、「人」に関しても、波長が合ったというか。
矢野:
出た、波長! 3回目(笑)。
大桃:
それと、さっき「自分の思い」をうまく伝えることにフォーカスしたと言ったけど、伝えるためにロゴス、エトス、パトスをキーワードに考えました。
﨑野:
…何の話?
大桃:
例えばアメリカの大統領のスピーチってすごく心の残るじゃないですか。それは、ロゴス、エトス、パトスを盛り込んで構成されているからなんです。それで私も、ロゴス、エトス、パトスをしっかりと考えた上で話の構成を練り上げ、面談に臨みました。
伊田:
ギリシャ語ですよね。
大桃:
そうそう。ロゴスがロジックで、エトスが共感、パトスがパッション、情熱。
德川:
なるほど、私はパトス押しだったね。それしかなかったというか(笑)。
﨑野:
私も大桃君と同じような感想です。私の話をたくさん聞いていただけて、社員さんからの話も聞かせていただける機会が多い会社だと思いました。特に今年は就活の期間が短かった中で、できるだけ私たちに情報を提供してくれようとしていることが、すごく伝わってきました。できる限り私のことを聞こうとしてくださるし、会社のことも知ってもらおうとされているのが感じられました。だから、話をすればするほど興味が湧きましたし、入社意欲が強くなっていくことを感じました。選考が進むうちに、「入りたいな」とどんどん思うようになりました。
渡邊:
社員さんがすごくたくさん話をしてくれる会社だよね。
﨑野:

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そう、私が1を質問したら、その5倍ぐらいの量で返ってくる。情報をたくさんいただけるので、その中で新たに興味が湧くポイントが出てくるんです。それで、また深掘りしたいところを新しく質問する、という感じでした。だから、事前にはまったく思いもよらなかった質問を、たくさんしていたと思います。
矢野:
1回聞いて5倍返ってくるけど、自分をアピールする機会もしっかり用意してくれますしね。
﨑野:
私についての質問もたくさん用意していたみたいです(笑)。だから、面談を通して、知らなかった自分に気付かされたと思うこともありました。もちろん、面談前にはこれまで経験したことをいろいろとさかのぼってみたりして、自分なりに自己分析をしてはいました。けれども、自分だけではしっかりと言葉に表せていなかった部分があったようで、会話のやりとりをする中で、「こう言ったら良かったのか」というのがわかったように思いました。
渡邊:
私は就活を通して自分の軸を持てるようになって、何社かに絞れてきたのですが、そこで最後、どの会社にするかとなったときに、新日鉄住金エンジニアリングは本当に技術系の社員の方と話せる機会が多かったことが決め手になりました。他の会社さんだと、人事の方がお話をされて、その後の懇親会とかにだけ技術社員の方が来て、ちょっと話せる、というような感じでした。ただこの会社は、来るたびに技術者の方と話せる機会があって、そこで入社後の働き方が自分の中ではっきりとしたビジョンとして湧き上がってきました。加えて、話している社員の方が自分たちの仕事をすごく楽しそうに、面白そうに話されて、そこに情熱を感じました。
德川:
渡邊君の話を聞いて、そうそう、私もそう思った。確かに社員の方の話から仕事の魅力がよく理解できたように思います。入った後の自分を想像できましたし。
伊田:
面接で人柄をよく見て下さっていたことが印象に残っています。とても緊張していて面接には自信がなかったのですが、私の鋼構造が好きな気持ちなどを理解しようとして下さり、嬉しかったです。また、お会いした皆さんが全員すごく楽しそうで、生き生きした会社だなと思いました。入社して私も皆さんと同じことを経験できるようになった時、その次の先の目的や、「もっとこういうことをしたい」というものが、どんどん見えてくるような人になりたいと思いました。
大桃:
仕事は与えられるものではなく、自分で見つけていくということですね。
伊田:
はい。こういうふうに仕事を進めた方がいいとか、関わっていく人との関係性とかを、皆さんが問題意識を持ってよく考えていらっしゃる感じがしました。
﨑野:
女性の技術者として働くことに不安はなかった?
伊田:
確かに心配がなかったわけではないけれども、女性技術者の方を見ている限り、働きにくさとかはなく、その人らしく働いていらっしゃるんだなというのが、すごく伝わってきました。理系なので女性が少ないのは仕方がありませんし、そのことについては、私はまったく気にしていません。ただ、どういう方が働いていて、どういうふうに働いていらっしゃるかというのが、すごく気になっていたので、そういう方に会えたのは、すごく大きかったです。一人の技術者、一人の社員として、問題意識を持って生き、暮らしていらっしゃることに、共感といいますか、波長が合いました。
矢野:
4回目(笑)。
德川:

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私が新日鉄住金エンジニアリングのどこにひかれたかというと、やはり、皆さんの人柄です。私が質問をして社員の方が返してくれるというのが面談だと思うのですが、答えてくださる話の内容が面白く、私が聞きたいと思っていたポイントに的確に答えてくださることに感心しました。ただ「私はこうやっているんだ」と言うのではなく、「こういうことが楽しいよ」ということも教えてくださるし、「ここが大変だけど、それがあるからここがある」というようなことまで教えてくださる。
伊田:
大変なことも話してくれましたよね。
德川:
それと、対等な感じで質問をしてくださることも、好感が持てました。ですから、面談で会話が弾む中で、相手の方も私に興味を持たれているということが、とてもよくわかりました。必要とされている、興味を持ってくれている、ということを感じられたことが、最終的な決め手という感じで。
渡邊:
自分を出せたということですね。
德川:
そうですね。それこそ小手先の技術とかを使って入ってしまうと、入社したはいいけど、後で苦労することがあるだろうなと思っていました。その点、この会社の面談では、特に本当に隠すことなく話しましたし、相手の方の話も聞きましたし。それで、うまくマッチしたのかなと思います。
矢野:
私も皆さんと同意見です。この会社の方は、聞いたことについて良いことも悪いことも全部話してくれました。あと、これは個人的な印象ですが、これは他社と比較して、お会いした社員さんの表情が生き生きしていて、肌が艶々している感じ(笑)でした。
EPISODE.04 入社したらどんなキャリアを歩んでいきたいですか?
矢野:

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まずは、20代で電気制御系の仕事で一人前と認められ、海外のプロジェクトや新規のプロジェクトでも電気制御設計を一人で任せていただける人材になることです。プロジェクトが完成した時の喜びと、それが大きな社会貢献につながるという充実感を噛み締めてみたい。そして、ここからは少し変わったキャリアになると思いますが、入社15年目までにヨーロッパでの全プロジェクトを見渡せる立場にいたいと思っています。「私が手がける技術をヨーロッパで展開し、人々の生活をより良くしたい」と心から思っています。
大桃:
おおー。格好いいね。
矢野:
大桃君と同じく、私も海外経験があって、大学を卒業して修士に進む前に1年間、スペインの企業インターンシップをやりました。そのときに、本当に多くの人に助けてもらいました。右も左も分からないままスペインで生きていく中で、たぶんその人たちがいなかったら、今ごろ日本に帰ってこられてないんじゃないかなと思うほどです。
大桃:
なぜ海外でインターンシップを?
矢野:
私は高専から大学に編入したのですが、高専時代は誰も留学の話をしなくて、それなら留学をしてみようと考えました。それで、ただ留学するだけでは面白くないと思って、どうせなら社会人として1年間経験し、その後で大学院に戻ってきたら、また何か新しい発見があるのではないかと思ったわけです。
﨑野:
どんな仕事をしたの?
矢野:
技術営業です。この経験で、日本の製品をヨーロッパに届けて、ヨーロッパの人々の生活を、少しでも向上できればという思いを持ちました。現地で欧州の製品をいろいろ見てきましたが、品質管理がなされていないせいなのか、偶々なのか、すぐ壊れたり、火が出たりすることがありました。それを見て、これは改善できるところがあるのではと思いました。
伊田:
それで、いつかはヨーロッパで仕事をしたいと。
矢野:
そのことも、会社選びの軸に入っていました。新日鉄住金エンジニアリングはドイツで仕事をしています。もちろん海外に行けるだけでは意味がありません。元々私は、幅広く人や技術と関わり人々の生活に深くかかわるエンジニアリング業界に興味を持っていましたし、これが就活の大前提になっています。大規模なプラントを、それこそ何万時間をかけて設計する。今から入社するのが楽しみです。毎日考えています。
渡邊:
德川君はどんな仕事がしたいですか?
德川:
第一志望は環境プラントですが、強く意識しているわけではありません。あくまで社会貢献度の高いプラントの建設に関わる業務につきたいと考えています。まずは、設計でプラントの内部を知ることから始めたいと考えています。その後は、必要なパーツを調達したり、プラントの発注を受けたり、会計したりと、視野を広げていきたいと考えています。他社では、設計だけをやって、できたものを見ないとか、現場には行かないこともあると聞きましたが、この会社では最後まで関われるので、まずは設計を通して全工程を見て、これを一つ造ったぞという自信を付けたいと考えています。
大桃:
私は事務系ですが、機械設計と電気制御設計というのは、御互いに仕事ではかなり関わりがあるようなものなの?
德川:

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かなりあると思います。機械設計は、全体というよりも、ブロックで組み合わせていくようなのが機械系のやること、全体の箱を造っていくのが建築。内部の配線であるとか、どういうシステムを使うのかとか、そういうのを考えるのが電気制御。
﨑野:
機械がうまく効率的に稼働させる指令を与えるのが電気制御ということですか。
德川:
そうですね。
渡邊:
私も基本的には德川君と同じような仕事をしていくと思います。まずはプロジェクトをやり遂げて試運転に参加し、自分が設計したプラントの前に立ってみたいですね。おそらく最初の一つ目のプロジェクトでは、自分ができることは大きくないとは思います。それでも、やり遂げることで、自分たちの力で造れたという達成感を味わってみたいです。
伊田:
渡邊君も現場に行ってみたいですか。
渡邊:
行きたいです。いろいろ見てみたいです。
大桃:
設計の難しい面ってどんなところですか?
渡邊:
うーん。まだやったことがあるわけではないけど、プラントで私たちがやるのは、例えばテレビのフレームなどを「造る」仕事ではなくて、設計したものを建設部隊に「造ってもらう」ということになります。私が設計したものが、形になるのですごい責任感もありますし、それが最終的に物となって出来上がっていって完成していくというのは、夢がある仕事だなと思います。
伊田:
建築・鋼構造事業ではまだ海外の仕事は少ないと聞いていますが、東京オリンピック後は国内需要が減り、建設業は海外展開が進むだろうと言われています。そこで、海外のお客様にアピールできるような建築・商品開発に携わってみたいです。また、建築・鋼構造事業では他の分野の方と関ることが少ないので、専門分野を超えて仕事を進めていくような事案や新事業に参加してみたいです。
渡邊:
建築分野では、新日鉄住金エンジニアリングは独創的な技術がありますね。例えば、東京スカイツリーのように中に機械とかが何も入っていないような、完全に鉄としての建物というか、飛行機を収納するための倉庫の建物みたいな、そういう部分も建築の人は担う。
伊田:
そうです。ゼネコンでは扱えないような高度な技術的な部分をやったり、日本の中でも新日鉄住金エンジニアリングしかできないというものが数多くあります。私は入社後は、まずは鋼構造のプロ集団の一員としての自信を持てるように、知識と経験をたくさん積み、その後は商品開発に関わって、それを用いた建築を作って広めていきたいです。
矢野:
商品開発と言うと?
伊田:
日本は地震が多く、新日鉄住金エンジニアリングでも免震デバイスを開発していて、海外にも販売しています。海外では、日本では大丈夫であろう地震でも被害が多く出ていたりしています。日本の経験を生かした装置なら広く世界に貢献できますし、自社製品として売り出していけるので、最終的にはやってみたいなと思っています。
大桃:
免震デバイス以外もあるのですか?
伊田:
部材の接合部もそうですね。また、今度の東京オリンピックのメイン会場では木と鉄骨で構造物を造るらしいですが、日本の伝統建築は木材を使うので、柔らかい空間というか、鑑賞の部分があるような、そういう建築が特徴です。和室の障子とか、光を取り入れるような。そういう建築が海外でも人気があるということもあって、五輪後にはそういう建築が世界中に広がると思いますし、新日鉄住金エンジニアリングでも木鋼ハイブリッドの部材も造っています。日本の建築技法が五輪を契機に今以上に海外に広がった時に、建築の設計とか建設に携われたらなとも思います。そのためにも、仕事を通してどんどん勉強し、挑戦していきたいです。
﨑野:
私は事務系なので、渡邊君のように自分が作った図面が形になるようなことはありません。それでもやはり、自分が携わったものが見たいと思ってエンジニアリング業界に来たので、一度は完成現場に立ち会えたらいいなとは思っています。
德川:
事務系の人は広いよね、守備範囲が。プロジェクトに関わったり、営業として交渉に当たったり。
﨑野:
そうですね。当然、勉強することは圧倒的に多いですし、そこは頑張らないといけないなと思いますが、逆に言えば、今はすべてがほぼ真っさらな状態ではあるので、いろいろな面から物を見て、技術の専門家としてではなく、違う視点で物を見て調整していく立場というのが事務系の仕事なのかなとは思っています。
矢野:
﨑野さん自身は、具体的にやってみたい仕事はあるのですか。
﨑野:
さまざまな仕事をすべて一括してやりたいと思っていますが、おそらく最初は、いろいろな立場で仕事を経験していくと思うので、そこで経験を積み知識を得た上で、最終的には、何年かかるかはわかりませんが、事業部全体とかプロジェクトを統括するような仕事、専門家としてというより、まとめるような仕事に就けたら面白いだろうなと思っています。
伊田:
取りまとめ役ですか。
﨑野:

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そうです。そのためにも、財務など事務系の知識はもちろん、技術の知識も自分で積極的に学んでいかなければいけないと思っています。もしプロジェクトのメンバーになれば、技術の方々とのミーティングにも参加することになるでしょう。そのときに、技術の話がまったくわからない状態では足手まといになってしまいますので、そこは教えてもらいつつ、自分もある程度はわかるようにしていかないといけないと思います。反対に、技術の方が気付きにくい、例えば、「予算がオーバーしそう」とか、「工程はどうなの」とか、「その国の法律的に環境基準が満たしていないよ」とかということは、事務系だからこそ出来る仕事でもあると思います。
大桃:
私も事務系ですが、私は海外で一からプロジェクトに携わりたいですね。まだどの事業部、職種に配属されるかはわかりませんが、とにかく国籍などにとらわれず、一人ひとりとしっかりと向き合いながら、技術やその他の職種の方々と協力して、その国の成長を支えることのできるような大きなプロジェクトに携わりたいです。
矢野:
その後は、キャリアをイメージしていますか?
大桃:
スペシャリティのあるゼネラリストになりたいです。事務系なので、さまざまな職種を経験してゼネラリストとして総合的な知識を身につけた上で、自分が携わる事業の技術を多く学んで、その分野のスペシャリストとして事業に携わりたい。また、﨑野さんに近い考えですが、国内外問わずプロジェクトをマネジメントできるようになりたいです。最終的には事業部の運営にも携わってみたいですね。
﨑野:
特に海外の場合は、自社の利益だけでなく、相手国とか、お客様にとって役立たないと意味がないという部分がありますよね。
大桃:
その国もそうですし、最終的にはその地域に利益が還元できるというか、プラスになるようにマネージする仕事をしてみたいなと考えています。私がタイで学んだのも、現地の経済を勉強することが目的でした。
伊田:
経済の勉強?
大桃:
はい。タイ経済、ASEAN経済、仏教経済について勉強してきました。開発経済とかですね。
矢野:
行ってみて、日本にいては気が付かないことってありましたか?
大桃:
中国の影響はものすごく感じました。インフラとかも中国がかなりやっています。中国に負けないぞという気持ちはありませんが、日本人として生まれて、日本人として向こうに何か還元できることはないかと考えたときに、独自の技術を持った日本企業に入って、技術によって新興国などに貢献したいと考えました。その会社が、新日鉄住金エンジニアリングだったわけです。
德川:
矢野君はヨーロッパと言っていたけど、大桃君はアジアが希望なの?
﨑野:
大桃君は事務系として、技術の方々とどう関わっていきたいですか。リードしていくのか、調整役なのか。
大桃:
両方あるとは思いますが、私には調整役のイメージがあります。技術者の方が腕を振るいやすいような環境をつくり、足りていないところを裏方からサポートしていけるような感覚ですね。そのサポートが最終的にはプロジェクトをリードすることにつながっているのかなと考えています。
渡邊:
もしかすると、ここにいるみんなが何年か後に同じプロジェクトで仕事をする可能性はあるかもしれません。そうなったら面白そうですね。
德川:
入社後は基本的に、みんな同期とはいえ、プロジェクトに従事したら各地に散らばるかもしれないね。ただ、同期同士の何かつながりの強い会社だと聞いていましたし、情報交換やお互い悩みがあったら相談できるといいね。
EPISODE.05 後輩に就活アドバイスと新日鉄住金エンジニアリングの魅力を!
大桃:

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小手先のテクニックに頼るのではなく、自分が経験してきたことから「何で自分がその会社に入りたいのか」「その会社に入って何をやりたいのか」ということを、ロゴス、エトス、パトス(ロジック、共感、情熱)でしっかりと自分の思いを伝えるということを心がけてほしいなと思います。
﨑野:
面接や面談では、話すことを用意していくことでしょう。ただ、「これを言うため」に臨むのではなく、きちんと相手のお話を聞いた上で、それをしっかりと盛り込んで話せるようにしてほしいです。その方が、会話も楽しくなると思います。あまり内容を作り込まずに、自分の「素」で話すことが、就活自体を楽にするし、結果も付いてくるのではないかなとは思います。
德川:
渡邊君は面談を通して自分を見つめていったわけですよね。
渡邊:
はい。就活は自分が成長できる期間で、一生に何度とない機会です。ですから、自分を見つめ直して、やりたいことをやったら、いい結果が付いてくると思います。
伊田:
会社選びでは、最初のうちはいろいろな会社を見て、いろいろな人に会って、それで自分の行きたいところを、はっきりさせていくのがいいかなと思います。
矢野:
德川君は、狙いは絞ってはいたんだけれども、他の会社も見たんだよね。
德川:
私の場合は、鉄鋼系だけではなく、いろいろな会社を見て、いろいろな説明会に行って、いろいろな人と話しました。企業は数限りなくありますから、可能な限り多くの企業の説明会に行くことをお勧めします。その際、企業に対する他人の感想などは聞かない方が良いと考えています。その企業に合う人も合わない人もいると思うからです。例えば、Aと言う会社に入りたいと思っていても、技術のことでは向いているかもしれなくても、人と人との関係が合わなかったりするかもしれない。だから、ただひたすら自分を売り込むだけではなく、ちょっと一歩引いて考えてみて、その会社は自分とは合わないと思ったらいさぎよく諦めるくらいの気持ちで臨んでもらいたいです。自分と会社を対等な関係として考えて選んでいくことも大事かなと思います。
大桃:
それはつまり、客観的に会社を見るということ?
德川:
そうです。客観的に見て、合うか合わないかを見極めることが大切です。
矢野:

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私は伊田さんや德川君の意見に近くて、型にはまらない就職活動をしてほしいと言いたいですね。特に理系の人に言いたいことですが、私のような電気系や電子系の学生は、「取りあえずメーカーに行っておくか、周りも行くし」みたいな人がかなり多いです。でも、そういう考えはやめて、いろいろな会社を見てほしい。もう一つは、自分のことを知り相手のことを知った上で、最終的な結論を出してほしい、ということです。「自分を知る」というのは、何がしたいか、何ができるかを理解することで、「相手を知る」というのは、その企業で何ができて、どんな人材を欲しているのかを理解することです。こういうことは外から見ただけでは絶対にわかりませんから、自分で実際に説明会や選考に行って、自分で感じ取ってくることが大切になると思います。
渡邊:
大桃君、﨑野さんに質問ですけど、二人のような学部の学生だと、金融とか商社とか、いわゆる営業とか、要するに学んできたことをある程度、直接的に生かせそうな分野があると思うのですが、そこには興味がなかったのですか。
大桃:
私は大学で開発経済学を学び、国が発展していくフェーズみたいなものを勉強していました。後進国から先進国になった国って日本と韓国しかないのですが、日本がなぜ先進国になれたのかというと、産業が発展するためのインフラが整っていて、インフラを整えるための技術もあったからです。そういうものを日本企業は持っているので、日本企業に入ることによって、なおかつインフラに関われるような日本企業に入ることによって、インフラの技術を新興国に広めていく。そうすると産業が育つかなと思いました。
渡邊:
そういう背景があったのですね。
﨑野:
私はたくさんの会社を見ました。他業種のメーカーや銀行、保険、広告など手広く。私は経営学系の会計系のゼミだったので、会社であればどこでも会計は必要になりますから、企業選びでも縛りがありませんでした。ただ、学生時代に身につけた知識よりも、社会に出てこれから得る知識のほうが多いと思ったので、大学で学んだことはあまり重視せずに会社を見ました。エンジニアリング会社は、いろいろなものが複雑に絡んでいるから、会計も特殊だと思います。造るものも絶対に同じものはないですし、同じ仕事というのがないと思うので、そのあたりも魅力です。
德川:
新日鉄住金エンジニアリングの魅力について話をすると、エンジニアリング業界の中では鉄鋼系に強く、海洋系でも実績があるので、それらの仕事に携わりたい人にはお勧めです。社員の皆さんはエネルギッシュで、前向きで社交性もある。社員の方々と話をするだけでも、実りがあるかと思います。
矢野:

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私が感じる魅力として言えるのは、社員さんの人柄、個人が請け負う業務の幅広さ、優れた製鉄所や鋼構造建造物を作る技術、人々の生活に身近な事業領域、などが挙げられます。中でも社員さんの人柄の良さは、会えば必ず実感できますし、新日鉄住金エンジニアリングを志望企業として選択する決定打にもなると思います。
大桃:
インフラに関わる幅広い事業部と海外事業の取り組み。そして、社員一人ひとり一人の仕事にかける情熱。以上!
伊田:
見てほしいところがたくさんありますが、特に、社員の皆さんが目標や情熱を持っているので、たくさんの方に会ってほしいですね。
渡邊:
新日鉄住金エンジニアリングには、若いうちからどんどん仕事を与えられ、いろいろな業務を経験できる環境があります。だから皆さん、早くから自分の仕事に誇りと自信を持って従事されている。責任感を持ってバリバリ働きたいと考える人は、ぜひこの会社を見てください。
﨑野:
とにかく会って、話を聞いてほしい。仕事ももちろん魅力的ですが、仕事について熱く語る社員さんたちの姿に私もひかれたので、たくさん話す機会を持って、たくさん質問してほしいです!